トリミング(切り抜き)に便利な画像加工ソフトPhotoscape

自分の写真をFacebookやTwitterのプロフィール、免許証、パスポート用に切り抜きたいというとき、フリーのフォトレタッチ(画像加工)ソフトPhotoscapeが便利です。

画像のトリミング(切り抜き)程度ならWindows標準ソフトの「ペイント」でもできますが、縦横比を指定して切り抜くことができません。トリミングならPhotoscapeのほうが、Photoshopの代わりになるぐらいの機能があって便利です。

Photoscapeは、アドウェア(別のソフトを併せてバンドルしてくるソフトウェア)になって評判が悪くなりましたが、インストール時にきちんとバンドルを拒否すれば、普通に使えるソフトです。

では、インストール時にバンドルを拒否するには、インストーラを起動して、2つ目の画面でバンドルソフトのチェックボックスをきちんと外してから「次へ」に進みましょう。
インストールできたら、Photoscapeを起動して、画像をトリミング(切り抜き)してみましょう。

Photoscape起動後にメニュー画面が出たら「画像編集」。

フォルダ、ファイルを指定してから、画像の下にあるトリミング」タブをクリックして、自由にトリミング」をクリックします。

トリミング後の画像の縦横比を指定します。SNSなどのプロフィールに使うなら「1:1」、運転免許証なら「2.5:3」、履歴書やTOEIC受験票なら「3:4」、パスポートなら「3.5:4.5」、国際運転免許証なら「4:5」を選びます。

切り抜きたい範囲をドラッグして指定します。左上から右下に向かってドラッグしたら、右下のポイントを動かしてサイズを合わせます。

サイズを変えずに範囲だけを動かすには、白枠の内側をドラッグします。
切り抜きたい範囲を合わせたら、画像の下の「トリミング」ボタンをクリックして、最後に「保存」ボタンをクリックします。

写真プリントのための画素数(ピクセルサイズ)

切り抜いた画像を写真画質(350dpi)で印刷するために最小限必要な画素数は、以下のとおりです。

運転免許証(2.5cm×3cm):344px×413px
履歴書、TOEIC受験票(3cm×4cm):413px×511px
パスポート(3.5cm×4.5cm):482px×620px
国際運転免許証(4cm×5cm):551px×689px

後日追記

Windows10以降では、証明写真の加工・印刷にGIMPのほうが便利です。詳しくは、「運転免許証・パスポートなどの証明写真を自宅で作成・印刷」をご覧ください。

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